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HOP V-530 開発秘話

スポーツ製品政策部 企画開発課 深澤俊二

HOP V-530

スポーツ製品政策部 企画開発課 深澤俊二

「なぜ、彼は25m泳ぐたびゴーグルをおでこに上げているのか?」

タバタには自分自身が泳ぐというスタッフが沢山いる。そんな人間たちが創るゴーグルというのは、消費者にとって大きな説得力を持つものだ。深澤もまた幼少の頃から水泳を始め、今も暇を見つけては泳いでいる。モノ創りのきっかけはここにあった。

プールで泳いでいた時、となりで泳いでいる初心者らしい男性を見た時、彼は25m泳ぐたびゴーグルをおでこに上げていた。以前、初心者のスイマーと話をしていて、「泳いでいるとゴーグルに水が入ってくるんだよね」と聞いたことを思いだした。深澤の脳裏に、『初心者』の使うゴーグルへの興味が沸き上がってきた。これがプロジェクトの出発点。いつも深澤はそうだった。流水抵抗を徹底的に減らした競泳用ゴーグル『BLADE』を手掛けた時も…。

「《初心者用ゴーグルである》と表示すること」

それも「HOP (V-530)」の外せない機能の一つだ。
「《初心者用》であると表示した商品は、消費者に受け入れられるのか?」こんな意見が出た。プールで泳いでいる初心者にとっても、《初心者用》とはっきり書かれたゴーグルを購入しようなんて思わないのではないか。社内でもその是非にはかなりの時間を割いた。そして、綿密な調査の結果からその答えを導き出した。

結論から言えば、VIEWは《初心者用系》と表示して「HOP V-530」をリリースした。深澤の考える「HOP (V-530)」の外せない機能の一つに「《初心者用のゴーグルである》と表示すること」は、始めからあった。

「泳いでいるとゴーグルに水が入ってくるんだよね。それに、ずーっとゴーグルをつけているとコメカミのあたりが痛くなってくるんだよね」このユーザーは、どんな理由で今使っているゴーグルを選んだのだろうか?デザイン、カラー、価格・・・いや、何を選べばよいのか分からなかったから、そのゴーグルを使っているのでは?初めてゴーグルを買う多くのユーザーは迷っているに違いない。ゴーグルに水が入ったり、毎回ゴーグルをおでこに上げたりするのは、ゴーグルに慣れていないこともあるが、ストラップの調整や締めつけ具合だって、きっと最適ではないからだ。 初心者系ゴーグル 深澤は、『このゴーグルこそ、初心者のことを徹底的に考え抜いた製品だ』と店頭に並ぶゴーグルで、明確に伝えたかった。だからパッケージに《初心者系》と表示した。シンプルだが、その戦略性、使う人のことを常に考える姿勢。深澤の製品開発はまさにVIEWのコンセプトに合致している。

深澤がプールで目にしたこと、聞いたことへの答え。

「HOP V-530」が初心者のことを考えて設計した、『こだわり』を拾い上げ見てみよう。

締め付けが少ない 締め付けが少ない ストラップに従来品より伸びのある素材を使用し、締め付けを少なくしました。さらに部分ごとに肉厚と幅を変え、ストレスの少ない装着感と着けやすさを実現しました。

圧迫感が少ない 圧迫感が少ない フェイスパッド部に従来品より大きめのフィッティングラインと柔らかい素材を使用。さらに軽い力でフィットするクッション構造により、圧迫感を軽減。

水漏れの少ない一体構造 水漏れの少ない一体構造 レンズとフェイスパッドを一体化することにより、水漏れの原因となるフェイスパッドの外れをなくし、精悍かつシンプルな一体感のあるフォルムに仕上げた。

調整が簡単 調整が簡単 ストラップの穴をでっぱりにひっかけるだけで長さの調整が可能。

選べる3つの鼻ベルト 選べる3つの鼻ベルト 長さの異なる3サイズ(S・M・L)の鼻ベルトを用意。デザイン性を損なわずジャストフィットを実現。

ストレスフリーな広い視界 視界を広くし、ゴーグルを着けることによる 閉鎖感からくるストレスを緩和。

こだわりはまだある。「泳ぎはじめたばかりの人にとって、あまりカラーが目立つゴーグルというのも、使うことに抵抗がありますよね。」と深澤は即座に答えた。これは、「ゴーグルに目立つ色がないのは?」この質問への回答だ。ゴーグルの色は初心者が選択しやすい、控えめだけど洗練されたラインアップになっている。これが「HOP V-530」だ。どうだろうか。深澤が現実にプールで目にしたこと、聞いたことへの答えが、全部ここに実現されている。

製品情報:V530