思い込みの世界
「部活の練習中は水を飲んではいけない!」と、根性論を叩き込まれていた時代を30才以上の方なら、懐かしく思われるかもしれません。今では適度な給水は当たり前になっていますが、水を飲んではいけないことを当然と思っていると、それが間違っているとは、なかなか思わないですよね。 このように理論的に正しくなかったり、昔と状況が変わっているのに、以前からの習慣で現在も続いていることは少なからずあります。
洗眼器で目を洗った時に目がシバシバした経験はないでしょうか?目の表面は、常に涙でおおわれていて、その涙が目を保護しています。洗眼器から出る水道水は、涙と性質が異なる(浸透圧が違う)ため、涙を洗い流してしまいます。目がシバシバするのは、目が違和感を感じている証拠です。また、水道水には塩素などが含まれているため、目に刺激があり、目にトラブルがある人は、症状を悪化させることがあります。
以前のプールは、塩素濃度が濃く、さらにゴーグルを使うことが許可されていないなどの理由から、プールの後、塩素を取り除くということで洗眼器が使われていたと考えられます。
プールに入る際は、ゴーグルで目を保護するのがベストです。
プールから出た後、目に違和感を感じる場合は、防腐剤の入っていない涙液タイプの点眼薬を使用することをオススメします。
大部分の学校のプールは、ろ過できる循環装置が付いているため、腰洗い槽を使用しなくても水質を確保できます。元々、腰洗い槽は、水の浄化が行われない入替え式プール(家庭用のビニールプールと同様)の水質保全のために考えられた設備ですので、現在ではあまり意味がありません。このことは、厚生省(現:文部科学省)も認めています。また、腰洗い槽があってもなくても、プール熱が流行しているときは、感染することもわかっています。
現在、子どもたちは、プールに入る前にシャワーを浴びています。学校によっては、効率を考え、子どもの意思も尊重しながらシャワーと腰洗い槽を使い分けるという対応をとっているようです。
海やプールには、塩分や消毒剤などが含まれているので、特にソフトタイプはレンズに悪影響を与えます。レンズに水がついて雑菌が付着したり、浸透圧の違いからレンズが変形する可能性があります。ハードタイプは、レンズ自体に水分を含まないのでソフトタイプほど心配する必要はありませんが、体が発汗することにより目の水分量が減り、目が乾いた状態になり紛失する可能性などがあります。安心と安全のためにも度付きゴーグルを使用することをオススメします。
光が空気と水の境界線で屈折するため、同じ距離にあるものが空気中に比べて水中では、約1.33倍大きく見えます。釣りあげた魚が、水面越しより小さく見えるのもそのためです。
健康診断や運転免許の取得・更新の際に測定するのが視力です。「1.2」や「0.8」などといった数値であらわされるものです。視力が0.1の人でも、度数が「-1.5」の人もいれば、「-3.0」の人もいます。視力から度数を正確に導き出すことはできません。大まかな度数は、店頭のサンプルレンズで知ることができます。
正確な度数は、眼科医、眼鏡店で調べることができます。






